まんまんなか
NHK-BSの朝ドラが「本日も晴天なり」になった。「芋たこなんきん」の後番組ね。
ナレーションは青木一雄アナウンサー。歯を磨きながらぼんやり聞いていると青木アナは「まんまんなか」としゃべっていた。ちかごろ、まんまんなかと聞くことはほとんどない。「どまんなか」である。どまんなかは上方のことば。これに駆逐され、まんまんなかは言語生活の片隅に追いやられてしまった。調べてみると、このドラマ、1981年、40年ほど前の放送である。このころ、NHKはアナウンサーのことばとして、どまんなかを認めていなかったものと思われる。
その後、NHKのアナウンサーはくだけた表現を使うようになった。
「ここからは」は「こっからは」と発音する。「この中」は「こん中」である。促音(つまる音)、撥音(はねる音)の多用が目立つようになった。
ただし、雨の中を雨ん中とするような使い方は昔からあった。歌謡曲。春日八郎は「あんときゃ どしゃぶり 雨ん中・・・」と歌っていた。
ここんとこ、日本列島は雨ん中。そういうこってす。
ついでのひとこと
霊感商法ということばが近ごろよみがえった。
で、思いついた。「霊感商法にひっかからない霊験あらたかな壷」を売り出したらどうだろうか、100円ショップで。
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