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2022年9月 8日 (木)

生田寄席 今回は歌武蔵

 三遊亭歌武蔵が結婚したとの新聞記事を目にしたとき、あれ、まだ独身だったのかと驚いた。54歳。晩婚だが昇太ほどではない。新妻は京都の芸妓さん。27歳。新妻の父親は歌武蔵と同い年だそうだ。

 高座に上がると、結婚おめでとうの声が掛かる。ご祝儀はまだ受け付けておりますとの返しであった。

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 歌武蔵は大相撲の元力士。といっても角界にいたのは9ヶ月ほどだが、相撲については詳しい。今回のマクラは北の富士ネタ。大相撲中継をご覧になっている人ならおわかりだろうが、北の富士の解説はおもしろい。言いたい放題に近い。おとぼけもある。年のせいなのか酒のせいなのか。舞の海との掛け合いは漫才のようである。

 今回の演者と演目

 柳亭左ん坊  子ほめ

 三遊亭歌武蔵 猫の皿

 柳亭市若   新聞記事

 三遊亭歌武蔵 鹿政談

 おなじみの古典噺である。市若は麻生区在住。近隣で精力的に落語会を続けている。からだがでかい。体重なら歌武蔵に負けていない。うまくなっている。成長しているのがわかる。

「鹿政談」は演じられることが少ない。舞台が奈良だからか。奈良の人は早起きである。朝起きて家の前に鹿が倒れていようものなら大変なことになる。鹿は神のつかい。隣の家の前に鹿を引きずっていき、鹿とは関係がなかったように振る舞う。だから早起き。

 鹿を誤って死なせてしまった男が捕まって、お白州に引き出されてしまう。政談とは裁判ものである。江戸ではないから南町奉行・大岡越前は登場しないけれど、こちらも名奉行である。粋な裁きをする、といった噺である。

 噺家は総じて声は大きい。とりわけ歌武蔵はでかい。迫力ある高座になる。

 わたしは、砂かぶりではなく、唾かぶりの席で聴いていた。

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