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2023年1月20日 (金)

「モリコーネ」

 ヨーロッパ映画音楽の巨匠といえば二人作曲家を思い浮かべる。ニーノ・ロータエンニオ・モリコーネ。映像とともにメロディがよみがえる。

 映画をさほど観ない人でも「ニュー・シネマ・パラダイス」のメロディは知っている。いまでもテレビでしばしば流れる。エンニオ・モリコーネの曲である。

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 そのモリコーネを描いたドキュメンタリー映画「モリコーネ 映画が恋した音楽家」を観てきた。モリコーネが亡くなるちょっと前のロングインタビューを軸にして、数々の関係者、監督とか歌手などの短い声を挿入したもので、実際の映画のシーンも流れる。

 モリコーネは最初はトランペット奏者だった。作曲も学び、映画の世界で頭角を現した。

 なんといってもマカロニ・ウエスタンであろう。セルジオ・レオーネ監督から、クロサワの「用心棒」のイメージで作曲してくれと頼まれたのがレオーネ作品にながく関わるきっかけであった。「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」・・・。マカロニ・ウエスタンは一世を風靡した。あの音楽があったから大ヒットとなった。口笛、鞭の響き、雑音も効果的につかった。わたしは、いまでも「続・夕陽のガンマン」のメロディを聴いている。たまに映像も。

「アンタッチャブル」(デ・パルマ監督)も例の階段落ちのシーンが流れる。「ヘイトフル・エイト」ではアカデミー作曲賞を受賞している。監督のタランティーノも登場する。クリント・イーストウッド、ジョゼッペ・トルナトーレ、ベルトリッチ(「1900年」の音楽を担当していたのは知らなかった)なども出てくる。

 ちょっと思い出しても数々の有名人が登場する。カット割が短くて、めまぐるしい。ああ、そうだ、ジョン・ウイリアムズもインタビューに答えている。印象に残ったのはベルトリッチ。映画のクールさとは違って、楽しそうにたかっていた。

 ということで、オールドシネマファンには懐かしく楽しめる映画だ。若い人はどう思うかわからない。そんなことはどうでもよい。

 あのメロディが流れれば、イーストウッドよりもリー・バン・クリフの姿が浮かんでくる。

 締めにひとこと。ニーノ・ロータの生涯を映画化できないものか。

 

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