なんば界隈
京都・大阪に行ってきた。
コロナ前、京都には毎年行っていたが、大阪となると十年以上行っていない。じゃあ、しばらくぶりにとなった。この季節、大阪の方がホテルがとりやすいこともある。
なんば界隈、ミナミをじっくり歩いたことはない。たいていはキタで、歩くといっても飲食中心だった。観光地図を眺めると、戎橋、法善寺横町(水掛不動)、なんばグランド花月(よしもと)など簡単に歩けることがわかる。ぶらぶら歩いてみた。
人が多い。外国人観光客が目立つ。水掛不動は人が少ない。いつだったか、ちょっと前、お不動さんの顔の部分の水苔がはがされるという事件があった。いまは元通りとなっている。
夕食は鶴橋のコリアン料理にした。知人の在日2世の人の多くは鶴橋出身だった。むかしの地名は猪飼野。マルセ太郎は舞台劇「猪飼野物語」を制作・出演していた。
済州島出身者が多いのは済州島と大阪の間に定期便ができたからである。さらに、戦後、済州島では4.3事件が起きた。韓国軍や警察に弾圧された人たちが今でいう難民となって日本に渡った。
路地に朝鮮料理の食材の店が多く並んでいる。キムチだけを多品種並べた店もある。壮観である。しかも安い。朝鮮料理の店も多い。そこで夕食をとった。味は、新大久保あたりの店と変わらない。
翌日は、黒門市場に出かけた。ここもすごい人出だった。多くは、というよりほとんどが外国人観光客だった。牛肉や魚の串焼き、魚介の刺身などが味わえるのだが、これがバカ高い。中くらいのエビでも千円以上する。食べる気にならないが、外国人観光客は群がっている。ま、円安だしね。日本人にはこんな黒門市場はいらない。
天王寺にも行ってみた。通天閣近辺は串かつ、たこ焼きなどの店が多い。こちらは安価なのだが、店頭を観ているだけで食傷する。軽いフレンチかイタリアンが食べたくなる。
写真はわかりづらいが、通天閣の下から天井を眺めたもの。通天閣といえば日立のマークが映る遠景しか見ることがないけれど、真下はこうなっている。
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