「鶴川落語」10周年
鶴川落語に行ってきた。10周年だそうだ。だからどうってこともないけれど、続いていることに意義がある。一流の噺家が出演しているからだろう。たいていチケットは完売となる。今回も完売とあったが、私の隣の座席は空いていた。ひとつ前も。忘れたのか急な用事ができたのか。チケットを無駄にした。もったいない。
今回は4人の噺家が登場。もうひとりは三味線の桂小すみ。
演者と演目
柳家小はぜ 牛ほめ
三笑亭夢丸 悋気の火の玉
柳亭市馬 猫忠
三遊亭小遊三 提灯屋
小はぜはきちんとした噺をする。端正というか本寸法。夢丸はにぎやか。宮治と同系列。にある。小遊三はゆるやかでばかばかしいキャラがよい。
こう並べてみて、つくづく思うのは、市馬はものが違う、ってことだ。うまいことはまちがいないが、もうひとつ高いところにいるように感じる。王道というか、レッドカーペツトを歩いている。
今回の「猫忠」(ネコタダ)は演じられることは少ない。小遊三がマクラで「猫忠」は珍しい、園生で聴いただけだと語っていた。じつは、この噺、テレビの落語研究会で聴いたことがある。猫が男にばけて稽古どころに習いにくるという噺。なぜやってきたのか、三味線の皮になった母親を訪ねてきたという母恋子猫の物語である。
「提灯屋」は、今月、小痴楽を聴いたばかり。あまり演じられない演目を続けて聴くことはたまにある。丁の目が続いて出るように。
小痴楽はこってり演じたが、小遊三はすっきりした感じでまとめていた。どちらがいいかは好みによる。
« 「汚辱の世界史」 | トップページ | 少子化のリアル »
「落語」カテゴリの記事
- 志ん輔独演会(2026.03.06)
- しんゆり寄席 ゲストは萬橘(2026.03.02)
- 遊雀・萬橘二人会(2026.02.08)
- 八起寄席 (2026.01.21)
- 桂文珍独演会(2026.01.19)



コメント