無料ブログはココログ

« 「君たちはどう生きるか」 | トップページ | 極楽の余り風 »

2023年8月23日 (水)

 三人会 喬太郎・白酒・一之輔

 雨はあがったが、ひどく蒸し暑い。そんな中、落語会に出かけた。

 柳家喬太郎、桃月庵白酒、春風亭一之輔の三人会。いずれも人気噺家だから、チケットは争奪戦になる。チケット発売日に並んで買った。前方のいい席がとれた。

  1000人収容できる麻生市民館の大ホールは満席となった。一之輔が「笑点」のメンバーになったことも人気を押し上げている。

Dsc_3329

 開口一番の桃月庵ぼんぼりの時にちょっとハプニングがあった。途中から声が急に大きくなった。音声のボリュームをあげたと思ったが、マイクが入ってなかっただけ。スピーカーのワイヤーが抜けていたらしい。わたしは前方の席だったから、気づかなかった。前座はマイクなしでも声はとおる。楽屋裏では汗かきまくって回復の作業をしていた。

 といったことを一之輔がマクラで語っていた。ハプニングはよくある。古今亭文菊のことを愛情を込めてエロ坊主だと悪口を言ったあと、ふたりの会でのこと。文菊が高座にあがっていたとき天井の照明の器具(鉄板)が落ちてきた。文菊の後ろをかすめて落下。大事に至ることはなかった。けがをしたらおもしろかったのにと笑わせる。緞帳がドスンと落ちたこともあるそうだ。

といったことを即興でしゃべれるのも芸のうち。うまいものだ。「笑点」ネタはなし。老人ホームのような楽屋の話はいらない。これもよい。

 今回の演目

 一之輔  ちりとてちん

 喬太郎  当世女甚五郎

 白酒    お化け長屋

当世女甚五郎」は新作。女性の工芸アーチストが同級生のライターからインタビューを受けるという内容。ライターは日本語にうといというか常識に欠けている。二人のやりとりをばかばかしく演じる。悪意はないが、不躾なことばをつかう。杢兵衛さんに面と向かって古だぬきの杢兵衛さんと言ってしまうのと似ている。無礼は笑いにつながる。 

「ちりとてちん」「お化け長屋」はポピュラーだから内容については触れない。一之輔にしても白酒にしても笑わせ方に個性がある。どう違うかを説明するのは難しい。それぞれ聴いてもらうしかないけど、いずれもちょっぴり毒が混じっている。しびれるとか苦いとかの差がある。

 というところで、暑さも吹き飛ぶかというと、そうはならない。蒸し暑い。

« 「君たちはどう生きるか」 | トップページ | 極楽の余り風 »

落語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 「君たちはどう生きるか」 | トップページ | 極楽の余り風 »