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2023年10月 3日 (火)

遊雀・萬橘二人会

 鶴川落語に行ってきた。今回は、芸歴35年となる三遊亭遊雀と芸歴20年の三遊亭萬橘の二人会。関係ないけど、サザンンは45周年だそうだ。

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 遊雀はいつもにぎやかである。ゆとりも感じさせる。萬橘は今もっとも脂の乗った噺家で、同じ噺家仲間からの評価も高い。落語ファンの評価ではなく、噺家や玄人すじの評価が高いってことが重要なんだ。

 今回配られたパンフレットに二人のトークが載っている。萬橘は林家たけ平と演芸場を作ったんだそうだ。これはすごい。どの程度のものか知らないけれど落語にかける情熱を感じさせる。全力投球、全身噺家への道を突き進んでいるように感じる。

 今回の演目

 遊雀  蛙茶番

 魔橘  二十四孝

 萬橘  ろくろ首

 遊雀  たちきり

 いずれもおなじみの古典噺である。「蛙茶番」は爆笑系の噺。緋縮緬のふんどしをつけて舞台に上がるのだが、そのふんどしをつけ忘れてしまう。これを遊雀はふんだんにくすぐりを入れて演じる。熱演である。ばかばかしいほど可笑しい。

 萬橘の「二十四孝」は改作というか怪作。いつものように工夫を凝らして笑いをとる。

 前半で力を使い果たしたのか、中入り後はややペースダウン。「たちきり」は古典噺のなかでは、もっともしっとりした噺。人情ものというか悲恋もの。笑いはいっさいない。遊雀はこういう噺もできる。笑いの落差がすごい。

 いちばん前の席だったので、術後の目でもしっかり見えた。

 目が悪くなった身には最前列はありがたい。落語は耳だけでなく目で味わう芸である。

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