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2023年11月10日 (金)

歌舞伎「マハーバーラタ戦記」

 歌舞伎座に出かけた。

 名古屋の友人から、チケットが一枚あまったとの電話があり、ただちに行く行く!との返事をした。出し物は「マハーバーラタ戦記」。インドの古代叙事詩を歌舞伎に仕立てたものだ。主演は尾上菊之助。座席がいい。ニ列目、花道のすぐそば。

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 豪華絢爛たる衣装で神々たちが語り合うシーンから始まる。人間界では争いが続いており、なんとかしなければならない。太陽神はおだやかに平定しようとするが、対立する帝釈天は力を以て人間界を支配すべきだと主張する。

 地上の人間界の場面となるとインドとは離れ、室町時代を思わせる舞台となる。王位継承をめぐっての争いが繰り広げられる。対立軸が交錯して物語は展開する。

 この演目、ダブル花道になっている。花道での場面が多い。前の方の座席だと、からだを曲げ、さらに首を左右に振って見なければならない。首の運動にはなるけれど、首が痛くなる。

 さらに、すっぽん(花道にある迫り出し)から登場するシーンも多い。座席はすっぽんのすぐ脇。菊五郎や菊之助が迫り上がってくると目が合うほど。さらに、大きな像を下から見上げるように首をあげなければならない。いい座席なのだが、首が疲れるのが難点。

 ふつうの歌舞伎の出し物とちがって、インド風の踊りのシーンがある。これが「RRR」なのだ。ご存じだろうが「RRR」は昨年ヒットしたインド映画。激しいダンスシーンがある。それを真似ての踊りである。あれよりゆっくり踊る。ちょっと笑える。ゆっくりだが、それでもけっこう疲れるはずだ。

 長い。実質3時間半ぐらい。幕間は二度あるけれど、首振りだから観ているだけで疲れる。

 印象に残ったのは帝釈天役の彦三郎の声。響きがよい。

 名古屋の友人はしょっちゅう歌舞伎鑑賞に来ている。名古屋にも御園座があるじゃないかと聞くと、だめ、地方にはいい役者がこない、来ても一人か二人。やっぱり東京じゃないとの返事。そういうものか。 

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