万福寺人参品評会
今年も万福寺人参品評会が開かれた。今年で24回目になる。
異常な猛暑のため、うまく育たなかったとか全滅だったという声を聞いていたので、出品は少ないと予想していたのだが、そこそこ集まった。昨年の7割ぐらいか。
麻生区近辺ではむかしから、ごぼうのように長くて紅いニンジンが栽培されてきた。収穫まで手間がかかるということで栽培する農家が減り、絶滅状態にあった。これではいけないと有志が立ち上がり、専業農家のほか、家庭菜園とか学校の農園を中心に栽培されてきた。年末に品評会を開くことで認知度の向上や栽培の拡充を図ってきた。
品評会では、例年のように長く立派なニンジンが出品された。あの暑く長い日照りをしのいできたニンジンである。写真をしっかり見ていただきたい。葉っぱも立派である。
ということで、いつものように無事終えることができた。
暑さは大変だったが、いいこともある。麻生区ではナラ枯れが問題となっていたが、ことしはその声を聞かなかった。ナラ枯れを引き起こすキクイムシの活動がなかった(あるいは、にぶかった)ことによるものと思われる。虫も暑さに負けたわけだ。
このまま死滅すればよいがそうはならない。涼しい場所を求めて北上するものと考えられる。これからは東北が要注意だ。
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