黄斑変性 その後
きのうはひどく冷えた。きょうはそれほどでもないけれど、ここ数日がこの冬いちばんの寒さかもしれない。厚手のダウンで外出したが指先がとくに冷える。久しぶりに使い捨てカイロをポケットに入れた。
週明けは大雪になるとの予報が出ている。
黄斑変性の硝子体手術をしてから4ヶ月たった。
歪みは8割がた改善した。2割は歪みが残っているが、まずまずと言える。ただ、視力はよくならない。手術前よりぼやけるように感じる。
術後の検診で医師にそれを伝えると、回復は難しいかもしれないけど、注射という手段があることはあるが・・・との診断だった。網膜の黄斑部分にステロイド注射する。それで治る可能性は少ないかもしれないけど、やってみますか? と下駄を預けられた。頼りない見解だが、やってみることにした。
黒目に針を突き刺してステロイドの注入。短時間で終わる。ただ問題は、副作用であることだ。眼圧が上がることがある。緑内障の治療を続けている身としては避けたいリスクだが、致し方ない。
二日後の診断で、案の定、眼圧は16にあがった(点眼のおかげで眼圧は安定していて術前は10前後だった。手術をしない左目は10か11)。ちょっと高くなった。一時的なものだろう。二週間後には13まで下がった。
視力は、一週間ぐらいして、薄皮一枚ぐらいはがれたような気がしてきた。視力にすると0.1ぐらい回復した感じか。このままよくなればよいが、逆に、ステロイド効果が消えてしまうかもしれない。
残った左目(視野はかなり欠けているが)のおかげで新聞ぐらいは読める。細かい字のものは避けて文庫本も読んでいる。
さしあたって、眼の状態は、座頭市のようにお先真っ暗ではない。
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