「ダム・マネー」
ウォール街とかマネーゲーム(株取引)を描いた映画はたくさんある。タイトルは忘れたけど(マネーゲーム」だったか、それに似たような題名だったような気がする)、あれはおもしろかった。
リーマンショックの直前、サブプライムローンが問題になりかかる頃、おかしいと感じた男が逆張りをして結果として大儲けした、そんなストーリーである。サブプライムローンを買い支える投資家もいて、なかなか思うような結果は出ない。スリリングな内容だった。
アートセンターで「ダム・マネー ウォール街を狙え!」を観てきた。
マネーゲームものである。2020年、コロナ禍の中、キース・ギルはボロ株と見なされていたゲームストップ社(ゲームソフトの小売りチェーン)の株式に5万ドルをつぎ込む。ネット配信で、この株は過小評価されていると訴えると、これに共鳴した多くの個人投資家が株を買った。この結果、株は高騰した。一方、この株の空売りをしていたヘッジファンド(大富豪たちの資金)は大損をすることになった。
これが本筋。紆余曲折があってキースは窮地に陥ることになるが、さて・・・という映画である。
ダムとはDUMB、ばかなとか つまらないという意味。空売りをする連中の資金がダムなのか、それとも、一般の小口投資家のなけなしの金をいうのかはわからない。
映画はスピーディー。スカットする。
マネーゲームものは観ていて面白い。しかし、それに巻き込まれるのは御免こうむる。
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