老聴の始まり
耳がわるくなった。
耳が遠くなったわけではなく、感度が鈍くなった。
よくある例だと、ガザ地区が足立区に聞こえるような感度である。
北朝鮮がフンだのごみを積んだ風船を南に向けて飛ばした。対抗措置として韓国は拡声器による北への宣伝活動を再開させた。ぼんやりテレビを見ていたら、核兵器を配備したと聞こえた。驚いて、思わず腰をあげた。聞き違いだった。拡声器と核兵器、漢字で書くとまったく別ものだが、カナで書くとカクセイキとカクヘイキ、一字しか違わない。似ている。
聴覚が若々しく敏感だったら、聞き違えることはない。歳だ、加齢だ。これも老聴というか難聴の始まり。
ウサギとウナギを聞き違えたこともある。うさぎパイとうなぎパイ。
ラジオを聴いていたら、仙台のだれだれと出てきた。しばらくして先代のだれだれだと分かった。仙台と先代は、カナは同じだが、アクセントが違う。それを平板に発音されたり、アクセント違いをされたりすると、こちらは聞き違いをしてしまう。これは老聴とは関係ないけど。
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