「ブリング・ミンヨー・バック!」
しんゆり映画祭も終わりに近づいた。3日の「ブリング・ミンヨー・バック!」は盛り上がった。民謡クルセイダーズのライブがあったこともあり、多くのファンが駆けつけた。
略して「民クル」は、日本民謡とサルサなどのラテン音楽を融合させたグループである。映画はその海外公演を追ったドキュメンタリー。
ちょっと日本民謡について解説しておくと、ほとんどの歌詞は7・7・7・5の26文字で作られている。都都逸と同じ。俳句や短歌より、日本人にはこの26文字が染みついている。
いくつか挙げると、
ニシン来たかと カモメに問えば わたしゃ立つ鳥 波に聞け
佐渡へ佐渡へと 草木もなびく 佐渡は居よいか 住みよいか
草津よいとこ 一度はおいで お湯のなかにも 花が咲く
郡上八幡 出ていくときは 雨も降らぬに 袖しぼる
もちろん、そうでないものもあるけれど、26文字は聴いても、歌っても居心地が良い。
映画のあと、民クルのライブがあった、串本節、会津磐梯山、炭坑節など。手拍子、掛け声でも入って会場が一体となって盛り上がった。
民クルのライブは満席になることが多いという。このノリなら人気沸騰となるのはわかる。
ということで、今年の映画祭、民クルのライブのように盛り上がっている。
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