「八起寄席」
ツワブキが咲き始めた。風が冷たい。冬がきたと実感する。
マフラーをして相模大野に出かけた。八起寄席。
今回のお目当ては三遊亭兼好である。
演目
三遊亭好志朗 権助魚
三遊亭兼好 天狗裁き
ポンちゃん一座 腹話術
古今亭志ん陽 お見立て
好志朗は、まもなく50歳になるがまだ二つ目。入門が遅かった。芸歴がは浅いが、並の二つ目とは違って上手い。ことし、さがみはら若手落語家選手権で優勝している。抜擢で真打に昇進する可能性はあるかもしれないが、それも本人の精進次第。
兼好さんはあいかわらず明るく軽妙。「天狗裁き」のようなばかばかしい噺は、お似合いである。
トリの志ん陽。一回り太ったようにみえる。マクラで、帯をしてないのじゃないかと言われたと語っていた。たしかに、太い腹に隠れてときどき帯が見えなくなる。
「お見立て」の登場人物は、花魁と客、それをとりもつギュウ(牛太郎)。花魁の冷たいわがままと客のまじめな頑固さに振り回されるギュウの姿が描かれる。志ん陽は、ギュウの振り回されぶりをよりこっけいに演じていた。
忘れてはいけない。腹話術。色ものの腹話術を聴くのはひさしぶり。おばあちゃん、赤ん坊、トランプの人形をつかっての腹話術である。子供向きの交通安全のそれとは違う。ギャグも大人向けの内容になっていた。なかなかの芸である。トランプ人形なら、政治風刺劇になる。トランプで笑わせてもらいたい。
コロナのころは仕事も少なくたいへんだったそうだ。でも、芸は楽だった。マスクをしていたので口元を隠すことができた。そりゃ、そうだ。
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