地下水道
リニア新幹線の工事が行われている。水だの泡だのが出たといったことで、工事が思うようには進んでいない。
ひとごとと思っていたら、リニア新幹線はわが麻生区の下を、それもそれほど遠くないところを通っていると知った。地上からではわからない。
都市の地下にはいくつもトンネルが掘られている。新百合ヶ丘と百合丘の間には大きな水道管が埋設されている。それを「川崎の水」という記録映画で知った。川崎の生活用水、工業用水として神奈川県の山間部から水が供給されているのを描いたものである。
写真にあるのがそれ(百合丘駅近くの駐輪場から撮った)。真ん中あたりの空き地に巨大な水道管(導水)が埋設されている。その上を津久井道(世田谷街道)と小田急線が走っている。津久井湖から長沢にある浄水場まで直径3メートル以上の水道管がつながっている。
もう一枚は、上の写真の反対側(浄水場方向)を写したもの。以前、水道局所有の土地と表示があった。なんのための用地かわからなかった。
地下水道は戦後まもなく作られたものだが、それだけでは賄えず、現在では相模湖、宮ケ瀬湖、丹沢湖からも引かれている。
見えないところに都市のインフラがあることをあらためて知った。
ついでのひとこと
新百合ヶ丘には横浜とつながる地下鉄が作られることになっている。完成までに10年といわれるが数年前も10年と言っていたから、いつになるかわからない。私が生きているうちに完成するのだろうか。ま、無理やろうな。
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