無料ブログはココログ

« 「リンダリンダリンダ」 | トップページ | しんゆり寄席 駒治の鉄道噺 »

2025年9月20日 (土)

井上有一展

 銀座で飲み会があった。そのまえに渋谷に行き、松涛美術館で「井上有一展」を観てきた。

 井上有一さんには一度だけお目にかかったことがある。ずいぶん昔だ。亡くなったのは1985年だから、80年前後だと思う。

250917144659126

 銀座の和光で、井上有一を囲む会のようなものがあり、知人に誘われた。ふつうの会合とは違っていた。ハイソな感じ。大岡正平岸田今日子があいさつした。有名人が来ていることに驚いた。最後にあいさつに立った井上有一が印象的であった。作務衣姿。職人かたぎの頑固くそオヤジ、といった雰囲気で、話の内容もくそ頑固だった。

 井上の書は、観る人を一瞬で圧倒する。墨がほとばしり、ドドッと迫ってくる。代表作は「」だろう。人が立って歩いているようにもみえる。

愚徹」という作品も心に残る。愚は押しつぶされている。踏みにじられてもぐっとこらえて愚に徹して生きる。そんな感情を表しているようにも見える。

 亡くなって40年。書は生きている。頑固くそオヤジは強烈である。

 

 

« 「リンダリンダリンダ」 | トップページ | しんゆり寄席 駒治の鉄道噺 »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 「リンダリンダリンダ」 | トップページ | しんゆり寄席 駒治の鉄道噺 »