古老って、何歳から
地域史の勉強グループに所属している。古文書を読んだり(私は読めないので教えてもらうだけ)、古老から話を伺ったり(オーラルヒストリー)するのが主な活動である。
ちょっと気になった。古老と書いたが、古老とは何歳ぐらいからを言うのだろうか。けっこう年配を指す。イメージとしては80歳以上か。70代は古老には入らないような気がする。
思い出したのが、初老。これについては以前書いたことがある。「新明解国語辞典」の初版(1972年)では「ふつう50歳前後を指す」と書いてあった。それが第四版あたりから「60歳前後を指す」に変わった。10歳引き延ばした。編集者の実感を反映している。まあ、妥当である。現在の第8版も同様である。
「新明解」で古老を引いてみる。
昔のことを知っている老人
なるほど、うまい語釈だ。年齢を指しているわけではない。昔のことをよく知っている、生き字引のような老人を指す。年齢ではないけれど、老人でなければならない。あたりまえだが。
若い人は知らないだろうが、と前置きしてしゃべることが多くなった。
むかしの記憶が思い起こせないことが多くなったが、いざとなればスマホが助けてくれる。それなりの、いい加減な知識もあるけれど、昔のことなら語れる。
まもなく、わたしは古老になる。
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