野地温泉
野地温泉に行ってきた。
JR福島駅から送迎バスで小一時間。あいにくの雨で車窓風景は見えない。目を凝らすと刈取りあとの田んぼが見える。まだ稲穂をつけた田もある。
雨だから外歩きはできない。さっそく湯に入る。ここは温泉が売り。たしかに浴場は充実している。白濁した湯は心地よい。硫黄のにおいがする。
夕食はちょっと失敗した。ビール大を頼んだのだが、出てきたのは予想よりでかいジョッキだった。むかし、ビアガーデンで飲んだのを思い出す。ぐいぐいとはいかず、ちびりちびりやるのだが、いっこうに減らない。予定では、ビールのあと、会津の酒を味わうつもりだったが・・・。
夕食後、また湯に浸かる。長湯はしない。湯から出ても硫黄のにおいが消えない。なにかしらの効能があるはずだが、わからない。あとは、寝るだけ。
翌日も、ひげ剃りついでに入浴。これも長湯はしない。
雨はあがった。霧が立ちこめている。風情はある。ちょっと散歩しようとしたら、熊出没の注意書きがある。最近、熊が出たという。ホテル周りには出ないだろうと、ちょっと散歩した。写真はそのときのもの。よくわからないだろうが、向こうに福島市内が見える。
帰りのバスからは野山がよく見えた。紅葉ははじまったばかりだが、景色は美しい。
福島駅からは郡山経由でいわきに向かった。磐越東線。二両編成のワンマン列車。各駅停車だから時間がかかる。JRの路線は、南北は充実しているが、東西(日本横断)はそれにくらべると貧弱であることを実感する。いわき市で、もう一泊。
翌朝、新聞で文化勲章、文化功労章の発表を知った。
柳家さん喬が功労賞を受賞する。人情噺ならこの人だ。「たちきり」などが絶品。五街道雲助が人間国宝になったが、さん喬でもおかしくなかった。ただし、小さん、小三治に続いて人間国宝となると柳家ばかりになってしまう。で、ここはちょっとずらして雲助にしたというのが落語通の見解というか噂話。
晴れて文化功労賞となった。では、上方はどうなるかというと、候補は桂文枝である。こちらは人気からして国民栄誉賞がふさわしい。あたらしい内閣は、人気取りもあって早々に国民栄誉賞を選考するのではないか。
たぶんそうなる。一落語ファンの期待を込めて。
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