「港のひかり」
小学生の通学路の途中、ちょいと入ったところに、舘ひろしの実家・医院があった。舘はわたしの小学校の二年下の後輩である。ただそれだけのことで、それ以上の関係はない。
舘ひろし主演の「港のあかり」を観てきた。監督は藤井道人だから、ちゃんとした映画に仕上がっていると思っていた。
元やくざの三浦(舘ひろし)は、今はひとり漁師をしている。ある日、白杖をつく少年・幸太と出会う。たちまち意気投合し、親子のような、あるいは年の離れた兄弟のような友情が芽生える。幸太の両親は交通事故で亡くなり、叔父のもとに引き取られていたが、虐待を受けていた。そこから脱出させるため、そして目の手術をさせるため、三浦はある行動に出る。
と、ここまで書くと、ベタベタのヒューマンドラマのように思ってしまう。つまらない映画かと目を伏せるのだが、後半となると事態は急展開し、おもしろくなる。
やくざ組織のうちわもめが中心に描かれる。かつてのライバル(椎名桔平)と対峙することになる。三浦を陰で兄貴と慕う男もいう。これをピエール瀧が演じる。端役であるけれど、久しぶりに見るピエールだからそれなりの存在感がある。
それにしても、元やくざ、組織との対立、目の悪い身障者、匿名の支援、ムショ暮らし・・・といったパターンはベタである。むかしのB級ヤクザ映画である。
ま、娯楽映画なんだから、それでよいとしておこう。
舘ひろしは若い。演出もあるから、そうなるのだろうが、とても、後期高齢者とは思えない。
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