「モンテ・クリスト伯」
アートセンターで「モンテ・クリスト伯」を観てきた。2024年の新作。見ごたえがありそう。ただし。気になるのは上映時間、2時間58分の長尺。途中、尿意を催すのではないかと年寄りは心配する。
おなじみのデュマの代表作。『巌窟王』としても知られているが、読んだことはない。
船乗りのエドモン・ダンテスは海難事故で若い女性を救う。それが認められたこともあり、船長に抜擢される。それをねたんだ連中の陰謀によって無実の罪で投獄されてしまう。離島の刑務所で厳しく寂しい日々を過ごすが、秘密裏に壁を壊した司祭と知り合う。そして司祭からテンプル騎士団が残した財宝のありかを打ち明けられる。司祭の死に紛れて脱獄、財宝の眠るモンテ・クリスト島に向かう。
このあたりまで映画は快調に進む。投獄から14年後、エドモンドはモンテ・クリスト伯としてパリの社交界に現れる。
結婚を約束していた婚約者のメルセデスは別の男と結婚し、子まで生していた。モンテは彼を陥れた検事ら三人への復讐に着手する。
「復讐するは我にあり」と聖書にあるが。我とは神のことで、人びとの復讐を認めないが、エドモンはみずから手を下そうとする。単に殺すのではなく、辱めたり無一文にさせたりしたのち、死に追いやるよう復讐を企てる。
エドモンドがパリにやってきてから、たくさんの人物が出てくる。こちらの集中力もなくなったころでもあり、ちょっと混乱する。もう一度、観ればすっきりするのだろうが、頭がついていかない。
重厚で、見ごたえのある作品に仕上がっている。もういちど観るチャンスがあればよいのだが、アートセンターでは終映となってしまう。
原作は間違いなく面白いだろう。でも、いまさら読む気力はない。
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