フィルターバブル 類友現象
ネットで調べものをしたり買いものをしようとすると、たちまちのうちに関連商品の広告がでてくる。たとえば、先だって「仏足石」を調べたのだが、翌日には仏足石の広告が載っていた。55000円。買うわけない。だけど、おすすめの広告が表示される。こちらの好みや関心に応じて情報提供する。クッ キーという機能である。
おせっかい。この程度なら笑えるのだが、さらに、こちらの意思や心まで読み取られていくようで気持ち悪くなる。ではあるけれど、我々はそれに慣れてしまっている。好みに応じて情報は偏ってやってくる。公平でも均一でもなく。
共和党に好意を持っている人には共和党に好意的な情報が集まるようになる。さらに共和党一辺倒の情報があふれ、共和党の熱烈なシンパとなる。民主党も同じである。民主党のシンパも同じように形成される。アメリカ社会が二極化してしまっているとよく言われる。この背景にはネットによる情報の偏在がある。
これをフィルターバブルと呼ぶ。意味をAⅠに問うと、「検索エンジンやSNSがユーザーの過去の行動や好みに基づいて情報を自動的に選別し、その人に都合のよい情報だけを見せることで、異なる意見や多様な情報に触れにくくなる現象」という回答が返ってきた。わかりやすい。
情報が、類が友を呼ぶがごとく偏って押し寄せると言うわけだ。で、わたしは類友現象と呼んでいる。
ネット社会は、事象を公平公正に比べるといっていたチャンスを奪ってしまうリスクを含んでいる。実際、そうなってしまう事態も起きている。たとえば、アメリカ議会襲撃事件がそうだった。日本だと兵庫県知事選か。
問題は、知らず知らずのうちに偏った情報で洗脳されてしまうおそれであることだ。むかしは情報が少ないことで洗脳が起きた。現在は偏った情報の洪水で洗脳されて事件となる。
これを避けるにはどうしたらよいか。紙の新聞、できれば複数読むとかで対処できる。難しいことではない。
と。ここまで書いて それが実際には容易でないことに気付いた。スマホが手放せない人に、紙の新聞を読めなどと叫んでも 無理。馬の耳に念仏なんだろうな。
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