「ヤンヤン 夏の想い出」
エドワード・ヤンが2000年に監督した「ヤンヤン 夏の想い出」をアートセンターで観てきた。昨年は「冬冬の夏休み」を観たが、こっちはホウ・シャオ・シエンの監督作品で、題名は似ているが、作風は違う。
ヤンヤンは8歳。その叔父さんの結婚式のシーンから始まる。トラブルが起きる。新郎の元恋人が披露宴に乱入してドタバタとなる。ヤンヤンの父親NJはこれも元恋人と再会する。こちらは騒ぎとはならない。結婚式の後、祖母が脳卒中で倒れ、意識不明となる。三谷幸喜風の始まりだが、ドタバタコメディとはならない。父親がおちついていて冷静。静かな展開となる。
NJが共同経営する会社は岐路に立たされている。日本のゲームデザインの会社と契約しようとするのだが、どこを契約先にするか、選ぶ先が難しい。社内の意見も分かれる。妻は新興宗教にのめりこみ、家庭を離れてしまう。
ヤンヤンの登場機会は少ない。カメラをもらい。人の後頭部を写す。前面からだけだと人物がわからないというのが理由。ちょっと変わっている。
台湾人NJと日本人と会話するシーンがある。日本語でも中国語でもない。英語。そうなるのかと、映画の本筋とは関係ないけど、妙なところで感心した。日本人役はイッセー尾形である。
ヤンヤンの姉は若者につきまとわれたり、NJの元恋人も未練たっぷりというシーンが続く。そしておばあちゃんは亡くなる。
なんとなくだらだらした展開と感じたのは尿意のせい。上映時間は長く、3時間近い。2時間ぐらいにカットしてくれたらなあと思う。
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