白酒独演会
滋賀、京都に行ってきた。
それを記す前に、前日の夜、桃月庵白酒独演会に行ってきたので、忘れないうちに書いておく。
噺家によって笑いの質というかはじけ方が違う。ひたすら明るい三遊亭兼好のようなタイプもいるし、遠赤外線のようにほんわかした瀧川鯉昇のようなタイプもいる。
白酒の場合はどうか。大胆にはしゃいでそれが客席の笑いを呼ぶタイプ。力強い。毒気というか悪口も込めて。今回は悪口 皮肉は控えめだった。花粉症の季節であっても、心地よかった。
今回の演目
代書屋
笠碁
花見の仇討ち
いずれもおなじみの古典噺。「代書屋」は静かに演じられることが多い。代表は柳家権太楼。ところが、白酒となると俄然にぎやかになる。ばかばかしいほどはしゃいだ噺になる。「笠碁」もそうである。
トリネタは何になるか、中入りに予測してみた。時節がら、花の噺になるか、たとえば「長屋の花見」とか。実際は、同じ花見でも「花見の仇討ち」だった。
花見の余興として仇討ちの芝居をしようとしたのだが、それが手違いで本物の仇討ちと勘違いされてしまうというストーリー。
これもばかばかしいギャグを入れて演じる。余興には「巡礼のきょうだい」が登場する。それを聞き違えて「十円ちょうだい」とダジャレにしてしまう。おやじギャグのたぐい。ふつうは笑い飛ばして忘れてしまうようなギャグなのだが、なぜか私の記憶に残ってしまった。
といったことで、愉快な落語会だった。 旅のはなし、桜のことなどは明日。
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