「センチメンタル・バリュー」
アートセンターで「センチメンタル・バリュー」を観てきた。ノルウェー映画。監督はヨアキム・トリアー。米アカデミー賞の国際長編映画賞を受賞した。話題作だがその割には客席は埋まってなかった。
ノーラは舞台女優として活躍している。妹のアグネスは結婚し、ひとりの息子がいる。ある日、長らく音信不通だった父親グスタフ(ステラン・スカルスガルド)が姿を現す。映画監督のグスタフはノーラに映画出演を依頼する。父のことをよく思っていないノーラはそれを断る。しばらくしてアメリカから人気女優レイチェルがやってきて、父の映画に出演することになる。
最初は父親と娘の確執を描いたものと思っていたが。ことは単純ではなかった。ノーラとアグネス、そしてレイチュルがからむ。ノーラを中心にそれぞれの心模様が描かれる。もうひとつ押さえておきたいのは、撮影場所がかつて暮らした家になることだ、昔の想い出が蘇る。さらに撮影シーンも挿入されるので、あれ? っとなって、ちょっと混乱する。
タイトルのセンチメンタル・バリューは。大切に思うことぐらいの意味。それぞれ大切にしている思いは異なる。微妙な心の模様をえがいているのだが、鈍感な老人にはあまり響いてこない。微妙なことはめんどくさいのだ。
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